

群馬県には草津温泉、水上温泉、伊香保温泉などなど、全国的に有名な温泉地が数多くあります。もちろん、川場村にも武尊温泉、川場温泉、桜川温泉、塩川原温泉など泉源が異なる温泉が点在しています。それぞれ一軒程度の鄙びた温泉宿で、賑やかな温泉街はありません。
東京都世田谷区との縁組協定は、姉妹都市とは一戦を画し、更なる交流を要求するものでした。世田谷区が川場村を縁組相手として選んだ最大の理由は「自然」でした。昭和56年縁組当時の川場村には、観光資源と言えるものはホテルSLしかなく、人々を呼び寄せるものは四季折々の自然のみでした。
日本全国で同様の開発がなされる中、川場村は世田谷区の交流の中から「川」「森林」「大地」をテーマとしたイベントを興し、「自然との共生」をいち早く提唱し、川場村の田園環境をフィールドに村民と区民の協働した村づくりがすすめられてきました。
平成10年には天皇皇后両陛下をお迎えして、全国植樹祭が川場村・沼田市にある「21世紀の森」森林公園で開催され、平成22年度には皇室をお招きして育樹祭が行われます。
自然をメインテーマとして行われる国家的プロジェクトが本村で開催されることは、大変な名誉なことと感じ入っているところであります。
「自然しか無い」ではなく「自然だけがある」。それが環境王国なのです。
川場村産こしひかりを、霊峰武尊山の雪とそこを源とする名水をイメージさせた「雪ほたか」としてブランド化を図り、第10回米食味分析鑑定コンクール国際大会で2年連続金賞と特別優秀賞を受賞しました。静岡県日本一おいしいお米コンテストでも3年連続上位入賞を果たすことができました。財団法人日本穀物検定協会による平成20年度米の食味ランキングによると群馬県北毛地域がAランクから特Aランクに位置づけられ、新潟の魚沼地域と同等の評価をいただきました。雪ほたかがその牽引力となったものと自負しているところです。
川場村は古より、皇居へ米を献穀してきました。近年では平成16年度から5年連続で献納しており、平成21年度も例に違わず川場村の安心安全な米を献納します。
平成23年度に川場村で第13回米食味分析鑑定コンクール国際大会が開催されますので、日本全国の方々に来村いただき、川場村の自然を堪能していただきたいと思います。
