七ヶ宿町は蔵王連峰の南麓、宮城県の最南西部に位置し、福島・山形両県と境界を接し、奥羽山脈の東南斜面の一帯を占め、周囲91kmに及ぶ広大な高原の町です。
山形との県境・金山峠の宮城県側、鏡清水に源を発する白石川は蔵王連峰からの水流を集め、町のほぼ中央を潤し、これに沿うようにして集落が形成されています。地域の大部分が山林原野ですが、自然が破壊されずに残っており、青い空と四方の山々とが美しく調和して、さながら盆景のような観を呈しています。