「農村文明の創生」を目指す、
豊かな自然と美しい田園の村
木島平村は長野県の北部に位置する小さな農村で、村の北東には上信越国立公園内カヤの平高原のブナの原生林が広がっています。奥山から流れ出た豊富な雪解け水が樽川・馬曲川となり、この2本の川に沿ったなだらかな扇状地に田畑風景が広がっています。農業施策として全国に先駆けて取り組んだ「有機の里・木島平」は、平成16年に農林水産大臣賞を受賞しました。小規模な自治体だからこそできる、きめ細やかな環境保全型農業が評価されたものです。
平成21年、「農村文明」という言葉が木島平村から全国に向けて発信されました。農山村が持つ機能と価値を改めて見つめなおし、都市住民と共にその多面的な機能と価値を今の時代に即した質の高いものにしていくための取り組みを進めようというものです。豊かな自然環境と美しい田園風景に恵まれた木島平村は、その価値をしっかりと認識し「農村文明の創生」に向けた取り組みを進めます。
長野県木島平村 村長
日䑓正博